前作のアウトプット大全が大変読みやすく面白かったので、その続編であるインプット大全を読んでインプットの技があれば活かしたいと思い読んでみました。
私のインプットの悩み
- 研修を受けるが仕事に活かせていない。
- 本や動画などを見るがあまり頭に入っていない。
- インプットする時間がない
以上の悩みを抱えており、この本を読んで少しでも悩みが解決できればと思い読んでみました。
以下は読んで私が抽出した内容を記述します
ザル読み・ザル聞き・ザル見
この本を読んで共感を得たところは、本を読んでも記憶に定着していない点です。著者は表面の文字だけをなんとなく読んで覚えた気になっている点を挙げており、ザル読み、ザル聞き、ザル見をするのではなく「注意深く」読むことで記憶に定着せることを意識することが大事であると記述しています。
まさに私の今を言語化してくれた内容でした。
AZ前提でインプットする。
記憶に定着させる方法の一つにアウトプット前提(AZ前提)でインプットする方法を挙げています。
これはアウトプット大全にも書かれていましたが、学んだことを、人に説明する、感想文を書くなどの目標の設定を行いインプットすると、心理的に「アウトプットする」という意識が生まれより注意深く読むので記憶に残りやすくなります。
私のアウトプット先はこのブログなので一応AZ前提はできていますが、今現在感想を記述しても覚えていないことが沢山あるので本を見返しています。結果的に反復的に本を読んでいるので、読んで終わりよりも覚えている実感はあります。
スマホ時間の適正化
私は、普段からスマホで情報収集や有益な情報を取得していると思っていましたが、これは完全な間違いであると著者は述べています。
SNSやスマホを長時間使うほど集中力は低下し、注意散漫となり仕事の効率低下や幸福度も下がる。
とのことです。 ちなみに適正な時間は「1日=1時間」が推奨時間だそうです。。。また、スマホ依存症診断では「軽傷」とのことなので重症にならぬよう今からリハビリせねば・・・と思います。
なぜこのスマホの利用時間を抽出したのか?それは私の利用時間が3時間程度であり、3時間分のインプットやアウトプット時間が失われていたことになります。
なりたい人のマネをする
自己成長させるためには、成功している人の行動や考え方を真似る「モデリング」が有効だそうです。
仕事で大きな結果を出している人のマネをすることで同様の成果が得られることができます。
私自身、人のマネは嫌いで自分らしく仕事をすることが正義だと思っていましたが、社会人1年目の新入社員の時は、先輩の仕事の内容を見よう見マネで必死に仕事を覚えようとしていたことを思い出しました。 この姿勢は35歳を過ぎたからとか、中堅社員だからとか関係なく、いい所はマネする姿勢は継続するべき行動であると学びました。
著者のアドバイスとして、マネしたい人のブログなどを読みマネできるポイントを洗い出すことがおすすめとのことです。
この本を読んだ後の振り返り
- 研修を受けるが仕事に活かせていない。
- 本や動画などを見るがあまり頭に入っていない。
の悩みについては
仕事で応用できそうなところを意識してAZ前提で研修を受けることを意識する為、研修を受けた際は、感想文や思い付き、自分とは違った思想などをメモして研修後直ぐにまとめてみようと思いました。
- アウトプットする時間がない
についてはスマホ時間を削減してインプットやアウトプット時間に充てたいと思います。まずはスクリーンタイムで日々のスマホの使っている時間を把握し削減できる時間をコツコツと少なくしようと思います。
まとめ
今回インプット大全を紹介しましたがいかがでしょうか? 今回は私の気になったポイントを簡単に説明しましたが本書のテクニックは約80ぐらいあります。
この本で考えさせられたポイントは「なりたい人のマネする」で、私自身普段から斜に構える節があるのだろうと考えさせられました。新入社員の時の様に、なんでもマネして吸収する姿勢は歳や勤続年数に関係なく良い所は素直に認めて自分に活かす姿勢が至らない点であることを明確にしてくれました。
ぜひご自身でこの本を読んで頂き自分のできるところから始めてみてはいかがでしょうか?
コメント